15/07/02  ヒートアイランド 総合対策会議 (台風7号千葉上陸の日)

ヒートアイランド現象とは、7/13(土)付けの日本経済新聞によると、都市部で局地的におきる大気の高温現象。日本全体の気温分布から見ると、都市にこもった熱が孤島のように観測できることから、ヒートアイランド(熱の島)と呼ぶ。
原因はコンクリート建造物が増えて熱を貯めやすくなったり、風の通り道をふさぐようになったことのほか、自動車や空調などからでる排熱がふえたことが挙げられる。さらに緑地や水辺が少なくなったので大気が冷える機会が減ったことも指摘されている。  とある。

大都市の平均気温は、ここ100年で2〜3度上昇した。とくに夏季の都市部での気温上昇が目立ち、7〜9月の気温が30度を超えた延べ時間は最近20年で、仙台で約3倍に、東京や名古屋も約2倍に増えたという。 ヒートアイランド現象が原因と思われるその他の影響は

*大気汚染 18年ぶりに光化学スモッグ警報が千葉県西部で4日の午後でた。12日に一日中杉並区の現場にいたら、区の広報車が光化学スモッグに注意を呼びかける放送をして廻っていた。久しぶりの光化学スモッグという言葉に、ウソ!空耳だろうって思っていたら、翌日の新聞に灼熱の都市・冷却へ知恵とのタイトルで、政府はは近く環境省、国土交通省、経済産業省など関係省庁からなる「ヒートアイランド総合対策会議」を設置する、とのこと。

*都市部の局地的豪雨 都市の熱い大気に周辺から湿った低温の風が吹き込み上昇気流が発生、積乱雲ができ豪雨となる。

*気温上昇による健康被害 東京都内で熱中症によって救急車で運ばれる人数は、90年代後半には80年代の2倍に増えたという。

気温上昇はエアコン使用による電力需要を押し上げる。東京電力管内(一都8県)では、夏季に気温が一度上昇すると電力需要はピーク時で、約170万キロワットふえる。気温上昇が冷房利用を増やし、排熱が気温を上げるという悪循環に陥っている。

政府は都市づくりや、高層ビルの建設に伴う緑地帯確保の義務付け、車両からの排熱抑制、エアコンの室外機からの排熱抑制、ビル屋上や壁面の緑化などを対策の候補にあげているが、効果をあげるには大規模な取り組みが必要と思われ時間がかかりそう。その一方で住宅用エアコンは省エネルギー化の技術は年々向上しているが、それ以上に設置台数が増えつづけており、このままでは電力供給の限界が近づいてくる。

省エネルギー基準W地区適合住宅とか言う冷房の熱をジャジャ漏れにする中気密住宅を建設するのは、ヒートアイランドを加速する犯罪行為と言ったら、言いすぎと怒られるだろうか?でも一人一人が、高い意識で行動を起こさないと、この都市環境は守られないのではないか。都市の利便性を享受する都市居住者の義務として、本当の省エネルギー住宅に住み、都市環境の悪化を最小限にすることに協力する。それは、自分の住む環境の保護に他ならないとおもうのだが、いかがでしょうか。

道路との境界に生垣を植え、段差の土留めに使用したブロックの空洞を利用して、小さな草花を咲かせている。こんな工夫ややさしさが環境を守る一歩と、とても感心しています。