やっと涼しくなってきましたね。タマチャンのコラムなのに、タマチャンが「家づくり講座」を一生懸命書いている間に、ボスがコラムを書いちゃって、これじゃータマチャンコラムじゃないじゃん。と、言われそうなので、今回からは、タマチャンがかきまーす。
8月のあまりの暑さに、グッタリ寝ていると、TVから、タマチャン、タマチャンと言うのが聞こえ、ついにタマチャン有名になったかと思ってTVを見ると、な、なんと、アザラシくん。多摩川に出現したから、タマチャンになったとか。付近の花火や台風の増水のせいかしばらく姿がみえなかったんだけど、今日、鶴見川でラッコ状態でいるのを見つけられたんだってね。アザラシタマチャンが40キロも移動してきたんだとか、鶴見川だからツルチャンだとか、人間の勝手で、なまえを付けたり、替えたりしないでほしいよね。タマチャン(私)としては、動物の代表的名前は、猫はタマ、犬はポチだしアザラシはゴマちゃんと相場が決まっていると思っていたのに、アザラシもタマチャンじゃこのコラムがややこしくなっちゃうよねー。ゴマアザラシがゴマちゃんなんだから、最初から「ヒゲチャン」にすれば、どこの川や海にいても同じ名前でよばれたのにねー。
名前といえば多摩動物公園の石田飼育課長さんが、8月20日の日経新聞に「イヌ・ネコの名前調査、ヒトとの関係研究」という文章をかいていたんだけど、その中にペットの名前のトップテンという調査結果があったんだよ。下の表だよ。
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タマチャン玉のように丸くなってみようかな。 ヨイショっと! ん?・・・ 運動不足で腹筋が弱ったかな、ヨイショっと! 丸くならないよー。 |
タマチャンはなんとか9位に入ったけど、ポチは入ってないよね。それでね、ラッキー池田さんがポチという名前のイヌを一生懸命ラジオを通じて、聴取者に問いかけて探したんだよ。そしたら、東京エリアでは江戸川の方で1匹、あとは埼玉に2〜3匹見つかっただけで、あんなに有名なポチも今は付ける人がいないんだね。でもなんで、ポチがイヌの名前の代表になったか、なぜポチか知ってる?正確には分からないんだけど、タマチャンが聞いたはなしでは、
明治時代に英国人がブチのイヌのことを SPOTS て呼んでいるのをきいて、すぽっつ、ぽっつ、ぽち と3段変化し、外人のまねをしてイヌにポチという名前をつけるのが流行ったんだって。
でもさー、昔話の正直じいさんの裏の畑で鳴いたのは、ポチだよねー。そしたら、昔からある日本の名前でしょって、思うよね。ところがですよ、本家の昔話で正直じいさんが飼っていたイヌの名前は「シロ」なんだって。物語ではシロだったのに、明治の終わり頃、童謡として歌を作ったとき、作詞の人が当時流行っていた、ハイカラなイヌの名前として「ポチ」を名前にして作詞したんだって、それ以降、歌にあわせて物語まで、ポチになって、シロは有名になりそこなってしまいました、とさ。
イヌはさ、チビ以外はみんな飼い主が考えて付けた名前なのに、ネコの名前ってさ、こうして見ると姿・形をそのままとか、鳴き声を付けたようなのが多いよね。あんまり期待されてないんだね。名前を考えるまえに、姿・形を呼んでいるうち、まあいいか、なんていって、そのまま名前にしちゃうんだよね。そんな名前に比べれば、「タマ」はちがうよね。昔からネコの代表的名前でポチと違い、今でも9位なんだからいい名前ってことだよね。サザエさんの影響かもね。
じゃー、なぜネコにタマって名前がついたか知ってるー? タマチャンの聞いた話では、
@ 玉のようにかわいく、大切なものだから
A 丸くなって寝ている姿が玉のようだから
B いつも寝てばかりいて、いいタマだから
なんだって。私はどれよ? @ならいいのになー Bだったら怒るよ、グレちゃうよ。それでさーボスに聞いたら「多摩消費者住宅だからだよ」 だって。これじゃーアザラシと一緒だよ。
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